厄除けだんごが人気すぎる!法多山ホタル祭り

法多山(はったさん)ホタル祭りとは?

法多山ホタル祭りのチラシその1

いつも楽しみにしているフリーペーパー、ひかりぐっどあべにゅー。
今回のチラシで気になったイベントは「法多山(はったさん)ホタル祭り」です。
あらまぁ、夏の夕暮れにホタル見るのもいいわねぇ~と思い、実は昨年行って来ました。
なかなか素敵なイベントだったので今回も行ってみることに。

ちなみに、法多山とは袋井市にあるお寺の1つで、静岡西部では遠州三山(法多山尊永寺、萬松山可睡斎、医王山油山寺)と呼ばれ、観光名所となっています。

法多山ホームページによると、

本尊正観世音菩薩は厄除開運のご利益に霊験あらたかであるとして、古来より俗に厄除観音と呼ばれております。

ということで、厄除けのご利益があるお寺です。

法多山ホタル祭りのチラシその2

ホタルが光るところを見られるのが楽しみだなぁと思いながらイベント内容を読み進めていると、ああそうだった!法多山名物の厄除けだんごが1本無料サービスでいただけるんです。

今回は

「きなこ」
「みたらし」
「日替わりだんご」

・コーヒーあん
・うぐいすあん
・極ずんだあん

から選べるそう!
(いつもはあんこだけ)

すごい沢山の種類!
コーヒーあんの珍しさを取るか、極ずんだあんを取るか・・・悩ましい!
厄除けだんご、ぜひ食べたいですね!

人気の厄除けだんごを試食しよう!

法多山ホタル祭りのステージ

それではさっそく「法多山名物・厄除けだんご」をいただきに行きましょう!
境内の入り口から歩くこと約10分。ちょっと階段を上った先。
法多山ホームページの境内図にあるステージと書かれている場所がここです。

法多山と言えば厄除けだんご!という感じでこの地域では有名なのですが
…見てください、この長蛇の列。
列が折り返しまくっててもうよく分からない~。
法多山のだんごパワー恐るべし・・・。
みんな、好きすぎです。
最後尾の看板が小さくしか見えません。

でもね、せっかく来たんですもん、やっぱり厄除けだんご食べたいですよね~。
ということで、最後尾に並んでいただいてきました。

ちなみに、普通の日に厄除けだんごを買いたい時には写真左手の建物「だんご茶屋」で購入できます。いやぁ、ここまで登るの大変そうだよ~と思う方には境内に入らなくても買える「法多山名物だんご企業組合製造所」もいいかもしれません。

うぐいすあんの厄除けだんご

じゃーん!
何種類かは限定数終了してしまい、今回はうぐいすあんをいただきました。
優しい甘さで美味しい〜!

厄除けだんごって形も中々変わってますよね。
これ一つずつ切り離して食べてもよし、一気にがぶっといってもよし。面白いですよね。

ふつうのあんこ味は、少し粗めのこしあんにもちもちのお団子なのですが、温かい緑茶との相性が抜群にいいんですよ。

ぜひ食べてみてくださいね!

ちなみに正面のステージでは、縁日コーナーをやっているようで子どもたちが射的など懐かしい遊びを楽しんでいました。ステージから右側一体にはお祭りの露店も出ています。

小さな子ども連れのご家族や、おじいちゃんおばあちゃんとお孫さんのようなお客さんが結構多かった印象です。カップルもまぁまぁいたかな?

それにしても今日は人がすごいすごい!
人の隙間を縫って移動移動。

境内を見て回ったりだんごを試食していると、あっという間に夕暮れです。

ホタルの観賞場所はどこ?

法多山の仁王門

今回、ホタル祭り当日に肝心のホタル観賞場所の写真を取り損ねてしまったので後日撮影してきました。当日はステージの写真を見て想像していただけると思いますが、すごくお客さんで賑わっていましたよ。

(イベントのない日は静かにお散歩できるのでそれもいいです。)

ここは境内への入り口の仁王門。
少し歩きます。

この季節は湿度が高くて蒸し暑ので、虫除けスプレーや飲み物とタオルを持って来ると良いと思います。

法多山の参道

ホタル鑑賞は夕暮れからなので明るいうちは厄除けだんごを食べたり、境内を散策したり、本堂にお参りに行ったり、露店で軽食を食べて過ごします。

参道は大きな高い木が横に長く続きます。

歩いているとまるで小人になったような不思議な気分です。

法多山のホタル観賞場所付近

真っ直ぐ歩いていると分かれ道がありますが、このあたりがホタル観賞場所です。
境内図にはホタル観賞公園と書かれている所です。

近くで見たい時は左側へ上ると小川の近くに行けますし、右側の舗装された道からでもふわふわ光っているところを見ることができます。立ち見にはなりますが、案外右側の下の方からも見えました。

法多山のホタル観賞場所の小川

さきほどの坂を上ると右手側に小川。
暗くなると、ちらほらとホタルの光を眺めることができます。

めちゃくちゃ多いという訳ではありませんが、一つ二つ、ちらほらとあちらこちらで光ってとても幻想的です。どこで光るか分かりません。誰かの「あっ!光った!」という声を頼りに薄暗い中、目を凝らして探します。

近くでしっかり見たい人は、早い時間からこの小川付近に場所を取っています。
私達がここに着いた18時頃にはすでにカメラマンさんは三脚立てて臨戦態勢。
カメラは関係なく普通の人も、早い人はすでに前列で待機しています。今ならまだ前の方を確保できそう。ちなみに前列の人は座って、後ろの人は立って見ます。

ホタルの光はとても淡くて、ほわんほわんと短いので、これを写真に撮れる人はすごいな〜と思ってしまいます。私はこの日は目で見て楽しむことにしました。

小川のすぐ後ろにあじさいが一面に植えられている広場もあります。
咲いていれば明るい時間にはお花見もいいですよ。
去年のホタル祭りでは結構咲いていて写真を撮って遊んでいましたが、今年はまだ咲いていませんでした。

ホタル祭りはみんなで楽しめる良いイベントですよね。
私はこれまでお寺に遊びに行くことはほとんどありませんでしたが、こちらに来てから法多山には何度も行っています。年中いろんなイベントをやってるんですよ。
もしかしたら法多山には商売上手になれる御利益もあったりして。

ということで、家族連れで楽しめる素敵な夏のイベントなので、ぜひ行ってみてくださいね!

アクセス&MAP

法多山周辺の駐車場
© OpenStreetMap contributors

ホタルまつりの今回は、17時半ぐらいに法多山の駐車場に着くように出発。
ちょうど赤丸あたりが広めの駐車場が多く、法多山へは最寄りです。

ちなみに無料駐車場は無いようです。
法多山入口に近いほど高い料金になりますが、だいたい100~500円ぐらい。
ただし、イベント毎に料金が若干変動するようなのでもしかしたら変わってるかも・・・。
ご注意ください。

今回は私の到着時間が少し遅かったのか、17時半時点で駐車場は8割ぐらい埋まっていました。
もう少し早めに来る方が安心できそうです。
詳しい駐車場情報は、法多山ホームページをご覧ください。

駐車場から法多山のイベント会場まで約10~15分ほど徒歩で移動です。
参道は砂利道もあれば、デコボコの石畳?の道もあります。本堂へ行きたい方は、途中に長い長~い階段があるのでスニーカーの方が安全にラクに歩けると思います。


■MAP 法多山尊永寺(袋井市豊沢2777)