毎年ドキドキの航空ショー!エアフェスタ浜松2019

年に1度の航空自衛隊浜松基地の航空ショー

元他県民のオチャコ、実は静岡西部に引越してくるまでこんな楽しいイベント知りませんでした!

エアフェスタとは…

航空自衛隊の各基地では、創立記念日などの機会を通じて、航空自衛隊が保有する航空機の展示飛行や装備品の地上展示を行っています。

また、ブルーインパルスの展示飛行や、輸送機などに搭乗できる体験飛行が行われる場合もあります。普段味わえない空のショーをお楽しみ下さい。

防衛省・自衛隊

ということで、航空自衛隊が一般の人へ向けた広報活動のイベントの1つです。

エアフェスタ浜松2019のポスター

空港で飛行機の離着陸を見るのが好きなワタクシ、興味津々だったので実は過去に1度見に行っています。それが楽しかったので今年も、エアフェスタ浜松2019へ行ってきました。

ちなみにこのイベント、入場無料です。

エアフェスタ行のシャトルバス

本日10月20日、日曜日。
今回はのんびり出発で13時頃アクトシティ付近からシャトルバスに乗車。
席は7割ぐらい埋まりました。

詳しいアクセス方法は下部のアクセス&MAPに書いていますので、よかったら見てみてください。

ゆったりバスに揺られること約30分で航空自衛隊浜松基地に到着です。

タイムスケジュールと見どころはココ!

エアフェスタ浜松2019のタイムスケジュール

ちょっと文字が小さくて見づらいですが、2019年のタイムスケジュールです。
薄ピンクは、オチャコ的に今回の見どころ部分です。

というのも前回見に行って面白かったのが、ブルーインパルスの曲技飛行。
これまで名前は聞いたことあるけど…という感じでしたが、一度この飛行を見るとスピード、エンジン音、迫力、美しい飛行軌跡に圧倒されます!

大河ドラマ「いだてん」にも出ていましたが、空に五輪のマークを書くようなあんな飛行を目の前で見れるんですよ!大迫力です!

なので、今年もオオトリのブルーインパルスを見れたらいいなぁと思っていたのですが…
どうも今回はそれより早い時間にある米空軍のF16の飛行が凄かったとのこと。
え~!知らなかった!F16…また来てくれないかな~。

1日を通して飛行は行われていますが、その年によって内容が違うようですね。
次回は事前にチェックして行こう!

飛行以外にも、部隊の紹介や装備品・機器・精巧な模型の展示(自衛隊内のサークルで作ったものだそうです)、楽器演奏、沢山の売店や珍しい自衛隊グッズの販売もありました。家族連れも多く、写真を撮ったりいろいろ見て回れます。

2019年はどれぐらい混雑していたか

エアフェスタ行きシャトルバスを降りてすぐの光景

そうです、気になるのが混雑具合。
どうも浜松基地のホームページによると「2019年は約8万人」の来場があったそう。は…8まんにん。超人気イベントです。

上の画像は、ちょうど私が浜松基地に到着した13時半あたりのシャトルバス発着場。
奥の方は帰りのシャトルバスの列で、おそらくすでに100メートル以上の行列ができています。
早い人はもうこの時間に帰るんですね。

私は今回かなりゆっくりの13時半着で来たのでほとんど混雑には合っていませんが、午前中から活動する場合は行きも帰りも行列は覚悟で行くしかありませんね!

以前来たときは、ブルーインパルスの飛行の後半あたりからシャトルバスのりばへ移動しました。とても名残惜しかったのですが、バスにはあまり待たずに乗れましたよ。

ちなみに基地内には一般の駐車場は設置されていないのでシャトルバスか徒歩での移動です。

ブルーインパルスの曲技飛行を楽しもう!

ブルーインパルスの飛行を待つ沢山のお客さん

では会場に行ってみましょう!
シャトルバスを降りて少し歩くと、手荷物検査場があります。
ここで係の人にバッグやリュックの中身を見せてOKが出たら入場します。

シャトルバス乗り場の近くに簡易トイレが沢山あるので、ここでトイレをすませていくとスムーズかもしれません。

また、日中の会場は結構暑いです。空を見上げることが多く日差しがまぶしい時があるので、帽子、タオル、飲み物は必須です。サングラスをしている人もちらほらいました。(夕方はぐんと冷えるので最後までいるときには羽織ものはあったほうがいいです。)

親子連れの人は レジャーシートを持ってきて花火大会のように座って待っていました。立ち見がきつい時にはいいですね。1つ注意したいのが、レジャーシートは「レジャーシートエリア」と「ピクニックエリア」以外での使用は禁止されている点です。会場でもらえるパンフレットにエリアが書いてあるので参考にしてください。

上の画像は13時45分時点です。
スタンバイしているブルーインパルスを見たいお客さんで賑わっています。
この時間なら、立ち見であれば人の合間を縫って割と好きなとこにいけました。
ベビーカーや小さなお子さんと一緒の人はもっと早めに来てレジャーシートを広げて待ってると安全だと思います。

ブルーインパルスの近くに行くと、飛行直前にはパイロットの紹介や機体へ乗り込む様子を見学できますし、エンジン音もたっぷり聞けます。 そしてパイロットが手を振ってくれるのを見れるのでより楽しいですよ。

ただ、ガソリンのような機械油のような匂いがありますので、敏感な人は遠くから見ると気になりにくいと思います。たまに高音のエンジン音も聞こえるので、苦手な人は耳栓を持っていくといいかもしれません。私は、最初は高音のエンジン音はきついかなと感じましたが途中から意外と慣れて平気でした。

ブルーインパルスの近くに行くとより楽しめるのですが、帰りのシャトルバス乗り場には遠くなるのでスムーズに帰りたいときはちょっと遠くから見るといいかなと思います。

ブルーインパルスの曲芸飛行

14時頃から滑走しました。
わくわくです!

隊員の人の楽しいナレーションで、次はどんな飛行をするのか、どの方向から機体が現れるのかを解説してくれます。大人も子どもも空に釘付けです!
今回はあいにくの曇天。ちょっと暗い空ですが、飛行はしっかり見えました。

ちらっと見え始めてから近くに来るまでが早い!早い!
等間隔できれいに並んでの高速飛行。すごい!
見てて本当に楽しいです!

周りのお客さんを見ていると、一眼持参の方がとても多かった。
動画かな?

ブルーインパルス2機がすれすれですれ違う曲芸飛行

滑走路の前の広場はみんな立ち見です。
私は背が低いのですが、機体は前後左右の高い空から現れるので案外見えます。

上の画像は2機がすれすれの近さですれ違う飛行。
近い!近い!

ブルーインパルス2機がすれ違ったあとの光景

おおー!
みなさんから歓声が上がります。

曲芸飛行で空にハートマークが描かれた

その年によって演技内容が違うようで、この画像は前回行った時のものです。
ハートを描いて、その真ん中を突っ切ります。

青空にハート、可愛いですよね~!

曲芸飛行で空に五輪マークが描かれた

ハートと同じ日の別の飛行。
こちらは五輪のマークを描いています。
大きくて全部入らなかったけど、いだてん民は歓喜です!(まだ放送されていない)

ちなみに、大河ドラマ「いだてん」で描かれた当時のブルーインパルスの隊員は浜松基地所属でしたね。彼らが東京オリンピックの空に五輪マークを描きましたが、ドラマを見ていると「え?そんな感じで当日迎えたの?!」とついつい思ってしまいました。今ではびっくりしてしまいますが、ふふっとなる面白いエピソードでしたよね。

エアフェスタ浜松の看板と様々な機体

ブルーインパルスの飛行は14時半すぎに終わりました。楽しかった~!

その後、ちょっとしたセレモニーや他の機体の移動兼離陸見学などがあって15時ぐらいでしょうか、「本日の日程は終了しました」の放送と共にお客さんは一斉に帰宅です。すごく混みます。

エアフェスタ浜松の売店

帰りに早足で売店を見学。
数えた感じでは30店舗以上はありそうです。

雑貨やアパレル、お菓子などの珍しい自衛隊グッズや、お祭りの時に見かけるような飲食の出店が多かったです。お昼ご飯もここで調達できます。

変わった売店

今回この出店ゾーンで面白かったのは、特注ブルーインパルスデザインのロックミシンを推してる「近畿ブラザー」さん。白いミシンの下部に、あのロゴが…!

ミシンを買える、というのではなく刺繍ができるそうなのですが、業務用ミシン×ブルーインパルス、このすごいピンポイントな感じがなんかいいです!普段なかなかこういう感じのお店には出会えないので、今回お会いできて良かったな~。

という感じでマニアックでとても楽しいひとときでした。

今回、ゆっくりめに出てきて1日楽しみましたが、オチャコ的には浜松基地に11時〜12時着ぐらいがいい感じで楽しめそうかなと思いました。お店や展示を見て回る時間もあって、あまり待たずにブルーインパルスを見れそうな気がします。また、15時以降は基地内には入れなくなるようですので、それより前に展示や体験、お店でのお買い物はしておくとよさそうです。

エアフェスタの帰りのお話です。
私がシャトルバスに乗り込んで基地を出ると、交通整理をしてる隊員の人が何人もバスに向かって手を振ってくれました。まるで「また来てね~!」と言ってもらってるようでとてもほっこり。
こういう平和を感じられるイベント、続いてほしいですね。

シャトルバスは中々細い道を走ります。
遠鉄バスさんが主導となってめちゃくちゃシャトルバスを走らせてくれています。
細い道や直角に曲がる難しい場所にはたくさんのスタッフを配置して密に連絡とって誘導しているようでした。 運転手さんのスゴ腕運転テクを体験しつつ、スムーズにアクトシティ前に到着。

最後までとても楽しい1日でした。
エアフェスタ、飛行機が好きな人にはぜひ一度は行ってみてほしいイベントです!

アクセス&MAP

シャトルバスのりばへ向かう途中(浜松駅構内)

私は今回、浜松駅まで電車で来て、そこからシャトルバスで会場に向かいました。
なのでまずはシャトルバスのりばを探します。JR線のりば改札から出て右手、北口方面に少し歩くとエアフェスタ行きのバスの案内がちらほら。

シャトルバスのりばへ向かう途中(アクトシティ方面)

そのまま浜松駅北口を一旦出てしまい、右手側のアクトシティ方面に向かいます。
階段を上って少し歩くと動く歩道が見えてきます…が、ここが今年の鬼門でした。
本当は画像のピンクの矢印通りにまっすぐ歩けばシャトルバスのチケット売場に着きます。
ですが、この看板を見ると「あれ?左に行くのかな?」と思ってしまったんですね。
行けども行けども着かない…。

結局、北口出口付近に戻って前回行った時の記憶を頼りに行ってみるとシャトルバスのチケット売場に着きました。アクトシティの歩く歩道をまっすぐ行けばよかったみたいです。
うーん、矢印の向け方って難しい。

シャトルバスのりばへ向かう途中(シャトルバスチケット売場)

チケット売場で、片道500円(往復1000円)の券を購入します。
そして青い矢印の方向に進むとシャトルバスが待機しているので、係の人の案内に従って乗ります。

今年はのんびり出発して、この時点で13時ぐらい。
ほとんど待ち時間なしでバスに乗車できました。
ここから渋滞なしで約30分で浜松基地の湖東門あたりに着きました。
行列に並ぶことにはなりますが、もう少し早く行く方が色々見て回れるのでおすすめです。

帰りも同じように、行きで到着した付近からシャトルバスに乗ります。
ですが帰りはさすがに大混雑。
蛇腹何回折り返したよ…と思う人の列でしたが、遠鉄バスさんの華麗な人さばきにより混乱は特にありません。だいたい15時50分ぐらいに列に並び始めて、17時20分浜松駅行きバスに乗車。
18時10分アクトシティ近くに到着しました。

日中は暑かったのですが、夕方には気温がぐんと下がるので、最後まで見て帰るときには羽織ものがあった方が安心です。


※一般車両入場禁止場所があるので、航空自衛隊浜松基地ホームページでご確認ください。

■MAP 浜松市 航空自衛隊浜松基地(浜松市西区西山町)


※シャトルバスは湖東門付近に着きます。

■MAP 浜松市 航空自衛隊浜松基地 湖東門(浜松市中区高丘西4-1−1)